四日市本町通り商店街は、明治23年に関西鉄道四日市駅が完成した事により始まります。
駅の東西に相生通り、本町通りが出来上がり、大正11年に西駅が完成すると本町通りの商店街としての地位が高まって行き第一期黄金期を築きましたが、昭和20年6月の四日市空襲により惜しくも全市が焼失しました。
ただし、勤勉な四日市市民は翌日より復興を始め、早くも昭和22年には復興祭なるお祭りまで成し遂げました。この頃、復興景気も相俟って第二期黄金期を迎えます。現在まで100年以上続く商店も含んで、50店舗以上ありました。店に並べた商品は何でも売れた良い時代でした。昭和30年、全国高校野球大会では四日市高校が優勝。その凱旋パレードの人手は、今も忘れられない光景です。
しかし、昭和31年その当時は国鉄四日市駅の横にあった近鉄四日市駅の移転に伴い、陰りが見え始めました。幾多の景気の波に飲み込まれながらも、昭和63年四日市祭りの黎(山車)岩戸山の復元という楽しいエポックもありました。
現在、約30店舗が懐かしい商店街の形態を保っている、数少ない街になりましたが元気で頑張りますので、是非お買い物にお越しください。
四日市本町通り商店街は、ママも子供も安心できる商店街を目指しています。そのひとつの取り組みが、商店街と地域のママたちが作った「ママにやさしい本町商店街」のステッカーです。
このステッカーが提示してあるお店は、子連れにやさしいサポートを致します。例えば、お手洗いのご案内、オムツ替えスペースのご案内、授乳室のご案内、ベビーカー歓迎などです。
また、四日市市子どもの読書活動推進事業として「本のあるまち協力店」では、店内外にお子さま向けの本をご用意しております。
ちょっとしたお買い物やお散歩しやすい商店街を目指していますので、是非お気軽にお越しください。
当サロンでは地域の住民やお客様にゆっくりくつろいで頂いたり、様々なイベントを楽しんで頂くなど、スルータウン・ふれあい本町の交流拠点としてご利用頂いております。
定期的にイベントも開催しておりますので、皆様のご来場をお待ちしております。
「カッチカチやぞ!!」で人気のお笑い芸人「ザブングル」の加藤歩(あゆむ)くんはここ四日市本町通り商店街の出身。現在、実家のあった場所は空き地になっていますが、その前には出生の地を知らせる看板が設置されています。
あゆむくん、ちっちゃい頃は可愛かったのになぁ…。